労働問題弁護士ガイドでは、労働者の権利実現を目的としており、労働者を徹底サポートするため、必要な法律知識をわかりやすく解説します。全ての解説を、弁護士が責任もって執筆しています。労働問題にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
不当解雇
労働問題の最たるケースが解雇です。解雇されると、会社を一方的に辞めさせられてしまうため、最重要の労働問題です。
「解雇」と明確に伝えられたケースばかりではありません。「明日から来なくてよい」など、間接的にでも会社にいけなくなれば、すなわち、解雇です。解雇は、客観的に合理的な理由、社会通念上の相当性がなければ、権利濫用となり、違法な「不当解雇」にあたり、無効です。
【解雇の種類】
【不当解雇されたときの対応】
【解雇理由ごとの対処法】
【不当解雇の相談】
★ 解雇予告の労働問題まとめ
★ 懲戒解雇の労働問題まとめ
【ケース別の懲戒解雇】
【懲戒解雇の争い】
【懲戒解雇されたら?】
★ 横領・不正受給の法律解説まとめ
【横領・不正受給とは】
【横領・不正受給の責任】
残業代請求
残業代は、決められた労働時間より長く働いた労働者への、労働の対価です。「1日8時間、1週40時間」以上働く労働者には、残業代を受け取る権利があります。長時間労働なのに残業代が払われず、サービス残業を強要されるとき、違法なブラック企業の可能性があります。
【残業代とは】
【労働時間とは】
【残業の証拠】
【残業代の相談窓口】
【残業代請求の方法】
★ サービス残業の労働問題まとめ
【サービス残業の違法性】
【ケース別のサービス残業】
【サービス残業の相談】
★ 労働時間制の問題まとめ
【労働時間の基本】
【労働時間にあたる?】
【特殊な労働時間制】
★ ボーナス・賞与の労働問題まとめ
退職トラブル
労働者が辞めたくないのに、退職勧奨をし続けるトラブルがあります。退職勧奨は、いきすぎれば強要につながり、違法なパワハラの一種でもあります。
逆に、労働者が辞めたくても辞められないケースもあります。辞めるにあたり、不利な条件を飲ませようとするブラック企業も少なくありません。退職できないなら、退職代行を弁護士に依頼するのも有効です。
円満に退職できても、失業保険など、退職前後では気をつけるべきポイントが多く存在します。
【退職とは】
【退職時の注意点】
【退職できないとき】
【退職金について】
【失業保険の基本】
【離職理由について】
【失業保険をもらう手続き】
【失業保険に関する責任】
★ 退職勧奨の労働問題まとめ
【退職勧奨・退職強要】
- 退職勧奨とは
- 退職勧奨のよくある手口
- 違法な退職勧奨を断る方法
- 退職勧奨は会社都合となる
- 退職勧奨と解雇の違い
- パワハラとなる退職強要
- 「退職しないと解雇」は違法?
- 遠回しに辞めろと言われたら
- 「明日から来なくていい」
【リストラ・希望退職】
【報復人事・左遷】
★ 退職届の労働問題まとめ
【退職届の基本】
【退職届のトラブル】
★ 退職代行の労働問題まとめ
セクハラ・パワハラ
社内の嫌がらせにお悩みの方は、違法なハラスメントでないか検討してください。違法なハラスメントの犠牲になってしまったとき、慰謝料を請求できるケースがあります。
違法なハラスメントでは、セクハラ・パワハラの2つが有名です。最近はこれに限らず、マタハラやカスハラなど、新たなハラスメント問題も出現しました。直接の加害者はもちろんのこと、防止策を徹底しなかった会社の責任も追及できます。
【セクハラの基本】
【セクハラ被害者の相談】
【セクハラ加害者の相談】
- セクハラ加害者の注意点
- セクハラ冤罪を疑われたら
- 同意があってもセクハラ?
- セクハラ加害者の責任
- セクハラの始末書の書き方
- セクハラの謝罪文の書き方
- 加害者の自宅待機命令
- 身に覚えのないセクハラ
- セクハラ加害者の退職勧奨
- セクハラで不当解雇されたら
- セクハラで懲戒解雇されたら
- セクハラの示談
【さまざまなセクハラのケース】
【パワハラの基本】
【パワハラの証拠】
【様々な種類のパワハラ】
- ブラック上司のパワハラ
- 資格ハラスメント
- 時短ハラスメント
- パタハラ
- 仕事を与えないパワハラ
- 仕事を押し付けられる
- ソーハラ
- 逆パワハラ
- 離席回数の制限
- 大学内のアカハラ
- 職場いじめ
- 職場での無視
- ケアハラ
【ケース別パワハラの対応】
【パワハラの相談】
【加害者側の対応】
★ 不当人事の労働問題まとめ
【降格・左遷】
【不当な報復人事】
【転勤・異動命令】
労災
長時間労働で、うつ病になってしまう方がいます。たとえ残業代が払われても、あまりに長い労働は、労働者の健康を害してしまいかねません。月100時間以上の残業があるなどといったケースの問題は、非常に深刻です。
更に、パワハラまで合わされば、病んでしまうのも当然のこと。会社の業務によって、精神・身体の健康を崩してしまったとき、労災です。労災認定が降りれば、労災保険から給付を受けられ、安心して休むことができます。会社の安全配慮義務違反があるときは、損害賠償請求をすべきです。
【労災申請と労災認定】
【労災と休職】
【過労死】
【さまざまなケースの労災】
【労災の責任】
★ メンタルヘルスの問題まとめ
【メンタルヘルスの問題】
【うつ病休職について】
★ 36協定の労働問題まとめ
★ 通勤災害の労働問題まとめ
労働審判
不当解雇、残業代、ハラスメントなど、労働問題の最終解決は、裁判所です。なかでも、重要な制度が、労働審判。労働審判は、労働者保護のために作られた制度なので、この制度を活用すれば、訴訟による解決より速やかに、有利な解決が実現できます。
スピーディかつ柔軟な解決を勝ち取ることが期待できます。一方で、新しい制度なので、趣旨、手続きをよく理解しなければなりません。
★ 証拠収集の労働問題まとめ
【残業代請求の証拠】
【労働問題の証拠】
休日・休暇
労働問題を解決するためには、働くことだけでなく、休むことも大切です。そのため、休日、休暇の法律知識も知らなければなりません。法律を正確に理解し、権利として認められた休みをうまく活用してください。休みの使い方こそ、労働を充実させ、効率をあげて働くのに役立ちます。
★ 有給休暇の労働問題まとめ
【有給休暇のとり方】
【退職時】
【有給休暇の違法な扱い】
【休暇の基礎知識】
採用・内定の労働相談
採用・内定のタイミングは、労働のスタート地点です。はじまりの時点で十分な注意をすれば、多くの労働問題を避けられます。
一方、会社にとっても大切であり、ブラック企業なら発覚しないように隠してくるでしょう。また、新卒社員などの場合、社会人の最初から、経歴を汚されてしまいます。
★ 雇用契約書の労働問題まとめ
配置転換の労働相談
企業の組織を円滑に動かすには、適材適所が必要です。はじめから見極めが付けばよいですが、うまくいくケースばかりではありません。どうしてもその部署が合わない、適正がないといったとき、配置転換が必要となります。
部署の異動だけでなく、人員を適正に配置するには、転勤や出向などが有効な場面もあります。一時的な出張もまた、広くは労働者の配置に関する問題です。配置転換に納得いかない点があるなら、違法なものとして争う必要があります。
その他の労働相談
以上の代表的な労働問題のほか、様々な悩み、苦しみがあります。労働者の不安、悩みの数だけ、私たちが提供できるサービスの形があります。オーダーメイドで対応しますので、お気軽にお申し付けください。