「採用・内定」に関する法律知識
採用・内定は、労働者(あなた)と使用者(会社)との、労働契約関係に入る一番最初の段階です。
そのため、採用・内定のタイミングで、きちんとした労働法の知識をつけておけば、ブラック企業に騙され、痛い思いをすることもないのではないでしょうか。
ブラック企業に入社しないよう、採用・内定時に、会社が労働法に従った適切な手続きを行っているか、しっかりチェックしておくべきです。
また、ブラック企業でなかった場合でも、入社後の人事労務について、採用・内定時に締結した雇用契約による約束が、非常に重要な意味を持ってきます。
したがって、労使関係のスタート地点である採用・内定の労働法知識を甘く見てはいけません。
内定段階は、まだ入社して就労を開始していないことから、証拠収集などをしっかり行っていない方が多いですが、気を引き締めて労働問題に対処していきましょう。