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セクハラ

同性からのセクハラの被害にあったら対処法は?慰謝料請求できる?

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セクシュアルハラスメント(セクハラ)が社会問題化しています。「セクハラ」というと、「女性が被害者、男性が加害者」というイメージをお持ちになる方もいますが、これに限られるものではありません。

性の多様化にしたがい、「LGBT」の方の権利も尊重されなければならないことが一般的となっています。

そして、LGBTの方であればもちろんのこと、そうでなかったとしても、同性から性的な嫌がらせを受けるケースは、少なくなく、同性間でのセクハラの問題についても、注意しておかなければなりません。

自分が同性からのセクハラを受け、被害者の立場になってしまったときはもちろんのこと、同性への行為が、セクハラに該当するとされてしまうこともあります。

会社には隠しているけれどもLGBT、という方も少なくなく、同性であるからといって、無神経に性的な発言をすることは控えなければなりません。

そこで今回は、同性からのセクハラ被害の実態と、いざ同性からのセクハラ被害を受けたり、逆に加害者となってしまったときの適切な対処法について、労働問題に強い弁護士が解説します。

1. 同性間でも起こるセクハラ問題とは?

女性から男性、男性から女性という異性間でなくても、たとえ同性間であっても、そして、LGBTではなかったとしても、ベタベタと体を触られたり、必要以上に近い距離に接近されたりすることには、不快感を示す人も多いものです。

中には、「下ネタ」として、もしくは、「ノリ」として行う人もいますが、セクハラであると感じて悩み、精神的苦痛を感じる人もいます。

そして、対象者がLGBTの場合にはなおさら、「LGBTであることを馬鹿にされた。」「からかわれた。」と感じるなど、性的な嫌がらせだと評価できることも十分あります。

そこでまず、同性間でも起こり得るセクハラ問題について、どのような行為、言動があるかを、弁護士が解説します。

1.1. 対象者がLGBTであるケース

対象者がLGBTである場合には、同性間であってもセクハラが成り立つ可能性が非常に高いと考えてよいでしょう。

特に、見た目の性別と、自己の性認識が異なる場合、同性間であっても、キスされたり、抱き着かれたり、からだを触られたりなど、男女の場合と変わらない性的嫌がらせの対象になる可能性が十分にあります。

また、LGBTであることによって、馬鹿にされたり、からかわれたり、性的行為をあえて行われたりといったセクハラの対象になるケースもあります。

例えば、LGBTが被害者となる、同性間のセクハラには、次のような発言、言動があります。

  • 「オカマ」、「ホモ」など、LGBTを蔑視する呼び名を使う。
  • 「男らしくない。」「女々しい」など、性認識が異なることを馬鹿にする。
  • LGBTであることに対する不快感をあらわにする(「気持ち悪い。」等の発言)。
  • LGBTであることを理由に労働条件を悪化させる。
  • 殊更に性差別的なことがらを吹聴する。

1.2. 男性間のセクハラのケース

対象者やセクハラ加害者が、LGBTではなかった場合であっても、同性間のセクハラが発生するケースは十分に考えられます。

たとえ同性に性的な興味が全くなかったとしても、同性からキスされたり抱き着かれたり、性器に接触されたりといった行為は、不快に思うのが普通ではないでしょうか。

しかし、酒の席や、下ネタのノリで、同性間での軽いタッチが頻繁に行われ、そこから徐々にエスカレートしていく、というケースも残念ながら少なくありません。

LGBTでなくても、同性間でのセクハラの対象となる行為には、次のようなものがあります。

  • 男性間で、酒のノリで性器にタッチし、過剰に触り続ける。
  • 男性間で、性的な質問をことさらに繰り返す。
  • 飲み会のノリで裸になることを強要する。
  • 罰ゲームで社内の女性社員への告白を強要する。

特に、男性同士のセクハラでは、飲み会のノリ、酒のノリ、下ネタといったケースが多く相談されています。

というのも、男性同士では、このようなノリや下ネタに乗れないと居づらくなってしまうこともあり、裸踊りや罰ゲームなど、我慢してしまいがちだからです。

女性であれば、裸になることを強要すればセクハラになるのが明らかですが、男性に対しては境界があいまいになりがちです。しかし、ノリや下ネタが好きな人ばかりではないことを、十分に理解すべきでしょう。

1.3. 女性間のセクハラのケース

男性間のセクハラと同様に、女性間でも、同性間のセクハラが発生するケースがあります。

むしろ、飲み会や下ネタのノリで行われることが多い男性間のセクハラに比べて、女性間のセクハラのほうが、より隠れて、他の人に見えない場所でこっそり行われることも少なくなく、陰湿なこともあります。

例えば、女性間で発生する可能性のあるセクハラとして、次のような言動、発言があります。

  • 女性間で、胸を執拗に揉みしだく。
  • 女性間で、尻を執拗に触り続ける。
  • 女性間で、性的なことがら(恋愛、彼氏の有無)、体型(体重、スリーサイズなど)を明らかにするよう強要する。
  • 1.4. 同性間のセクハラにあたる発言、行為

    さきほど解説したとおり、同性間だと、セクハラにあたる発言、言動が、どの程度の範囲からなのか、「セクハラの線引きが難しい。」ということが多くあります。

    例えば、「胸を執拗に揉む。」という行為は、男性上司が女性部下に対して行えばセクハラとなるのが明らかですが、女性上司が女性部下に対して行った場合には、「軽いノリで」と言い訳されてしまうこともあるからです。

    しかし、「セクハラかも。」と疑問、不安を持ったまま放置し、精神的苦痛をつのらせ、大きなストレスを抱えることはお勧めできません。

    同性間であっても、次のような行為があった場合、セクハラの疑いがあります。「セクハラかも?」という不安、お悩みのある労働者の方は、労働問題に強い弁護士へ、お早めに法律相談することをお勧めします。

    • 執拗に、性生活について明らかにするよう迫る(「好きな体位は?」「週何回エッチする?」など)。
    • プライベートな恋愛、結婚についての情報を質問する(彼氏の有無、結婚・離婚歴の有無など)。
    • 身体に関すること、性的事項について執拗にイジる(女性に対する体型、スリーサイズ、男性に対する性器の形状、大きさなど)。
    • 執拗に近い距離に密着する。
    • 拒否されても、何度も食事に誘い、交際を求める。

    加えて、事実ではないことであっても、噂を流すことで、労働環境を悪化させることが、セクハラにつながる場合があります。

    例えば、「あの子は会社内で何人もエッチしている。」、「ヤリマンビッチだ。」などといった性的な噂を流すことは、異性間ではもちろん、同性間であっても、性的発言によって労働環境を悪化させる、セクハラになります。

    2. 同性間のセクハラが、パワハラにもあたるケース

    同性間のセクハラについて、判断基準と、同性間でもセクハラは成立することを理解いただけたでしょうか。

    セクハラとは「性的な嫌がらせ」ですが、同じく違法行為となり慰謝料請求の対象となるものに、パワハラがあります。パワハラとは、会社内における優越的な地位を利用した嫌がらせのことをいいます。

    パワハラは男女の性別を問わず成立しますので、同性間でも成立するのであって、同性間で「セクハラだ!」というのが社内の人間関係的に難しい、恥ずかしい、というのであれば、「パワハラ」として問題にする手もあるでしょう。

    2.1. 同性間のパワハラにあたる発言、行為

    同性間での執拗なデートの誘い、肉体関係の強要など、「セクハラでは?」と疑われる行為の中でも、上司・部下の関係を利用したものは、パワハラにもあたる可能性があります。

    セクハラもパワハラも、いずれも民法における「不法行為」に当たる違法な行為であり、慰謝料請求の対象となりますから、疑問のまま放置し、泣き寝入りする必要はまったくありません。

    例えば、同性間で、上司と部下の関係にあり、私生活上の性生活に関すること(彼女の有無、結婚生活の詳細、肉体関係の有無、頻度など)を明らかにするよう強く求めたり、社員全員の前で発表させたりすることは、同性間のセクハラであると同時に、パワハラにもあたります。

    2.2. 同性間のパワハラが違法となる基準

    「パワハラとして違法行為かどうか。」という点については、「指導の目的があるかどうか。」すなわち、「適切な業務命令、注意指導とパワハラとの境界」という点の判断が重要となります。

    ただ、同性間のセクハラにもあたりうるようなケースでは、その行為、言動の違法性は明らかであるといってよいでしょう。

    たとえ同性間で、かつ、上司部下の関係にあって指導の目的があったとしても、性的な言動を行うことは、業務上必要であるとは到底いえないからです。

    基本的には、セクハラにもなりうるような発言、言動であれば、被害者の感じ方が重視されます。「同性間だが、セクハラかもしれない。」と感じたら、次に説明します通り、早めに対応していくことが重要です。

    3. 同性間のセクハラの被害者となったら対処法は?相談先は?

    最後に、同性間のセクハラの被害にあってしまったとき、どのように対処していくのが適切であるかについて、弁護士が解説します。

    今回解説しましたとおり、同性間であってもセクハラが成立することがあることから、同性間のセクハラであっても、異性間のセクハラと同様の対処法が有効となります。

    同性間のセクハラでは、加害者側が、「まさか同性間でセクハラが発生するとは思わなかった。」と考えている場合も多いため、明確に拒絶の意思を示すことが、異性間のセクハラにも増して重要となります。

    同性間のセクハラの相談先としては、会社内で対応可能な軽いセクハラであれば、会社内の相談窓口に相談するのがよいでしょうが、継続的に嫌がらせが続くケースや、会社がまともな対応をしてくれないケースでは、弁護士など、法律の専門家にご相談ください。

    セクハラ発言、言動は、誰も見ていないところでこっそり行われることが多いため、労働審判や訴訟などで、セクハラの慰謝料を請求しようとしても「証拠がない。」というケースが少なくありません。

    そこで、同性間であっても「セクハラかも。」とお悩みの際には、すぐに録音、セクハラ行為のメモなどを作成し、客観的にセクハラ行為を証拠化しておくようにしてください。

    4. まとめ

    今回は、同性間でもセクハラが成立しうることと、同性間でセクハラの被害者になってしまったときの対処法について、弁護士が解説しました。

    同性間ですと、セクハラの判別が難しく、「考えすぎなのでは・・・」、「セクハラだ!と主張して馬鹿にされたらどうしよう。」と不安になり、我慢してしまう方も少なくありません。

    しかし、被害者がLGBTであるときはもちろんのこと、そうでなくても、セクハラが同性間で起こることはあり得ますし、セクハラではなくパワハラとなることもあり、違法な行為に対しては、明確に「No!」と拒絶しなければなりません。

    セクハラ被害にお悩みの労働者の方、セクハラだといわれてしまった労働者の方は、労働問題に強い弁護士は、お早めに法律相談ください。

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