休日・休暇
「有給休暇」の法律知識まとめ
「有給休暇」の法律知識まとめ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により緊急事態宣言が発出され、これにより「仕事が減った」という会社ではたらく労働者の中には、「会社から有給化の取得を強制された」という方もいます。 平時であっても、ブラック企業の中には「労働者に有給休暇をとらせたくない」という会社がありますが、緊急事態にかこつけて「有給休暇を強制的に取得させられた」といった法律相談は増えています。 また、新型コロナウイルスの影響で外出自粛の要請が強く、「有給休暇を取得したとしても、結局、無駄に過ごしてしまうのではないか ...
本日2018年(平成30年)9月4日は、関西地方への台風直撃が話題になっています。関東地方も、強風が吹き荒れています。 鉄道などの公共交通機関がストップして通勤が難しい労働者の方も多いのではないでしょうか。会社によっては、労働者に対して帰宅を命令している会社もあります。 しかし一方で、休業などの扱いとなったり、欠勤扱いとなったりなどして、賃金が支払われないとすると、労働者の方には「賃金を損した」と考える方も少なくないのではないでしょうか。 安全は非常に重要ですが、賃金を得られなくなると、生活の糧となる重要 ...
毎年、ゴールデンウィーク(GW)が近くなってくると、連休が待ち遠しことでしょう。ゴールデンウイーク(GW)は、年にもよりますが、カレンダーによっては大連休となることもあります。ゴールデンウィーク(GW)の使い方は人それぞれで、思い切って海外旅行という人もいれば、家でゴロゴロして疲れをいやすというかたもいるでしょう。 土日、祝日の間に、何日か平日があると、出社するのが面倒だという方も少なくないのではないでしょうか。会社側としても、あえて出社をさせても業務効率が落ちるし、顧客や訪問者も少ない場合には、連休にし ...
いたるところで禁煙が一般的となり、喫煙者には肩身の狭い時代になりました。「嫌煙ブーム」にさらに拍車をかける「スモ休」が、平成29年9月にウェブマーケティング会社「ピアラ」(東京都渋谷区)が導入したことから、巷で話題となっています。 「スモ休」は「スモーク休暇」の略称で、タバコを吸わない労働者の方(非喫煙者)に対して、特別に有給休暇を与える制度であり、1年間に最大6日の有給休暇が、特別に付与されることとなっています。 斬新であり、珍しい制度であることから、賛否両論あります。「ハラスメントを回避するいい手段だ ...
あなたの勤めている会社には「リフレッシュ休暇」はありますでしょうか。聞いたことがなければ、一度就業規則を確認するか、上司や社長に聞いてみるとよいでしょう。 リフレッシュ休暇が存在している会社でも、労働者側の理解不足から、十分に活用できていないケースも少なくないからです。 日本では「有給休暇」の消化率が、世界的にも非常に低いといわれている中で、労働法には定めのない「リフレッシュ休暇」ですが、最近、導入する会社も増えています。 今回は、「働き方改革」などによって導入例が増えている「リフレッシュ休暇」を活用する ...
有給休暇(有休)を取れるかどうかは、労働者の皆さんにとって重大な関心事だと思います。 ゴールデンウィークや連休に合わせて有休を取得し、帰省や海外旅行を楽しむ、という使い方以外にも、急な体調不良や介護、子供の病気など、やむを得ず仕事を休みたい理由も沢山あります。 しかし、中には、「病気での有休取得は認められない」などと、有休を取らせてくれないブラック企業も少なくありません。このような緊急性のある場合こそ、特に労働者の権利が保障されるべきです。 今回は、有給をとらせないブラック企業に負けないよう、有給休暇(有 ...
お盆シーズンを「夏季休暇」と定めている会社が多くあります。お盆は、カレンダーによって曜日がことなりますが、年によっては長期連休となることがあります。 夏季休暇について「会社が定めた日数分だけ自由にとってよい」というルールを定める会社も増えてきましたが、一方で、長期連休が予定されているような場合には、やはり連続したお盆休みを一斉にとったほうが業務への支障が少ないと考える会社も多いです。 しかし、そのような会社のなかには、夏季休暇に有給休暇をあて、有給休暇を消化してしまうことによって減らしてしまおうとする会社 ...
日本の有給休暇の消化率は、現在も非常に低いといわれています。 そのため、真面目に会社に勤務して、いざ退職をしようと決意したときには、未消化の有給休暇がたくさんあまっているというケースも少なくありません。 また、ブラック企業すぎて有給休暇がとれなかったり、そもそも会社から「有給休暇はない」といわれていたりした場合には、労働基準法違反ですから、法律にしたがった有給休暇をとることができます。 しかし一方で、長年勤めた会社を辞めるとなると、退職前には、引き継ぎ事項が多くなり、非常に忙しくなってしまうことも多いもの ...
ゴールデンウィークに休んでいる最中、会社からひっきりなしに電話やメールが来たら、心休まらないこと間違いありません。 携帯をオフにして無視してしまいたい気持ちはあれど、プライベートの携帯と仕事の携帯が共有の場合など、どうしても気になってしまうことでしょう。 ゴールデンウィーク(GW)の土日や祝日は「休日」ですから、休むことが保障された日であるといえます。 とはいえ、会社内の責任あるポジションにいる労働者の方にとっては、自分しかわからない情報については、休み中とはいえども、緊急対応が必要なケースも少なくありま ...
ゴールデンウィークが近付くと、期待に胸が躍る方が多いでしょう。しかし、ブラック企業に入社してしまった労働者のなかには、GWをあまり満喫できない方も少なくありません。 というのも、世間一般では「ゴールデンウィークは休み」というのが通常の感覚ですが、ブラック企業の実態はそうではないからです。また、業種や職種によっては、むしろゴールデンウィーク(GW)こそ繁忙期で、なかなかお休みがとれないというケースもあるでしょう。 では、ゴールデンウィーク(GW)は、必ず休むことができるのでしょうか。ゴールデンウィーク(GW ...
平成29年(2017年)のゴールデンウィークは、有給休暇を使うなど、ケースによっては長期の連休を取得することができます。 4月28日~4月29日、5月3日~5月8日が土日もしくは祝日でお休みですから、5月1日、5月2日を有給休暇にすれば、最大で12連休を取得することができるというわけです。 しかし、会社によっては、有給休暇を自由に取得することは難しいといったケースもあるでしょう。 ブラック企業の中には、「そもそも有給休暇はないといわれている。」「有給休暇の取り方がわからない。」といった法律相談も珍しくあり ...
「休日・休暇」といっても、労働者(従業員)が利用できる制度には、さまざまな名称のものがあります。「休日・休暇」の名称ごとに、労働者(従業員)に認められている権利をきちんと理解しておかなければなりません。 労働法の法律知識、裁判例の知識に照らして、休日についての労働者(従業員)に認められた権利を理解しておかなければ、「実は認められた休暇の権利なのに、ブラック企業の言うなりになって、休暇をとれなかった!」ということとなる危険があります。 また、その逆で、実際は法律上、権利が認められていない休暇なのに、強く会社 ...
政府と経済界がタッグを組んで、平成29年2月から「プレミアムフライデー」という制度が実施されます。 「プレミアムフライデー」を聞いたことがある人も、ない人も、もうすぐ実現されるプレミアムフライデー制度を有効に活用するため、そのメリット、デメリットについて、弁護士が労働法的な観点から解説していきます。 プレミアムフライデーは、昨今の、電通における過労死事件など、長時間労働、サービス残業を少しでも改善するための、労働時間を減少させる制度です。 このように聞くと、プレミアムフライデーによって労働者の労働時間、残 ...
有給休暇は、労働基準法で、労働者に認められた権利です。 しかし、労働基準法では「有給休暇をとりたいときに、どのように取得したらよいのか」についての細かいルールは書いてありません。実際に有給休暇をとるときのルールは、就業規則など、会社が決めているルールで定められることが一般的です。 有給休暇をとるときに、事前に申請しなければならないというルールをさだめ、労働者に周知している会社は少なくありません。労働者側で「有給休暇をとりたい」と相当前からわかっている場合はよいですが、突然有給休暇が必要となる場合もあります ...
有給休暇は正当な権利であり、弁護士等の協力によって容易に実現可能です。有給休暇の取得方法とルールを解説します。有給休暇を全く取得できない場合、適切な労働条件を求めて会社と交渉するために労働問題に強い弁護士へご相談ください。
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