労働時間

残業代

2018/9/11

手書きのタイムカードは、残業代請求の証拠として有効?

「タイムカード」は、会社が、労働者の労働時間を把握し、管理するための方法として、最も有名な手段です。しかし、会社としてはタイムカードを採用しているものの、その管理が雑な会社は少なくありません。 今回は、法律事務所で、残業代請求についてよくある次のような相談について、労働問題に強い弁護士が解説していきます。 タイムカードはあるが、一部手書きの部分があり、その部分は残業代請求では無効だと会社から言われている。 タイムカードの打刻漏れの部分について、定時の時間を必ず記載するように会社から指示された。 タイムカー ...

残業代

2018/5/7

着替時間は労働時間?残業となる着替え時間は、残業代請求を!

働き方改革で、長時間労働の是正がテーマとなっていますが、そもそも「労働時間」になる時間、ならない時間を正確に理解しておかなければ、違法な長時間労働を是正することはできません。 中でも、「着替え時間」については、会社(使用者)と社員(労働者)の考えが大きく違うことが多く、着替え時間分だけ不当に長く働かされているケースも少なくありません。 特に、着替え時間は、始業時刻の前や、終業時刻の後にあることが多く、「残業時間」となる場合であっても見逃されがちです。会社内のルールで、「着替えをしてからタイムカードを押す」 ...

残業代

2018/2/26

会社の課題で土日がないときの5つの対応!休日返上の残業代請求は?

会社からの研修、課題がたくさん与えられて、土日に行うよう指示をされたとき、社長や上司から強く指示されると、従わざるを得ないことも多いのではないでしょうか。 会社の課題で土日がなくなってしまうと、ワークライフバランスが崩れ、精神的、肉体的な健康にも悪影響を与えます。その上、休日を返上した分の残業代が未払いのケースも少なくありません。 会社からの研修課題によって土日がつぶされてしまったとき、労働者としては、どのように対応するのが適切なのでしょうか。残業代請求をするのはもちろんとして、それ以外の休日返上について ...

残業代

2018/2/16

休憩時間30分は短すぎる?30分休憩は、労働法違反!?

休憩時間というと、「1時間休憩」と考えるのが一般的ではないでしょうか。特に、お昼どきのランチ休憩は、「1時間」が通常でしょう。 しかし、会社によっては、休憩時間は必ずしも「1時間」とは限らず、より短い「30分休憩」や「15分休憩」をとるよう指示をしている会社もあります。 休憩時間が短ければ短いほど、休憩時間に労働者ができることが限られてきます。30分休憩ならまだしも、15分休憩では、ランチを食べに会社の外へ出ることは難しいのではないでしょうか。 あまりに休憩時間が短いと、労働法に違反する違法な取り扱いなの ...

採用・内定

2017/10/3

内定式に起こる6つの労働問題を弁護士が解説!内定取消、求人詐欺など

2018年卒の就活生の方は、今年も10月1日、10月2日に、「内定式」に参加された方も多いのではないでしょうか。 採用・内定をめぐっては、労働問題、トラブルも多く起こっています。希望通りの内定が決まり、順風満帆であっても、労働問題に注意しなければなりません。 例えば、「内定式」は終了したかと思いますが、内定をもらったときに、労働条件の通知をもらいましたか?自分が、内定先でどのような条件で雇用されるか、きちんと把握していますでしょうか。 雇用するときに労働者に対して労働条件を通知しないことは労働基準法違反で ...

残業代

2017/9/10

会社による残業代削減が違法なケースとは?勤怠管理の3つのポイント

政府が積極的に推進している「働き方改革」において、「違法な長時間労働の是正」がホットトピックとなっています。違法な長時間労働とともに、その分の残業代を支払わない、サービス残業もまた、ブラック企業によくある問題の1つです。 このように政府主導で、労働法違反に対する是正がはじまっていることから、会社の中には、「残業代削減」をかかげ、勤怠管理を徹底している会社も少なくありません。 「残業禁止」、「会社の承認なく残業しても残業代を支払わない。」などの会社のルールは、適法なのでしょうか。それとも、違法なのでしょうか ...

残業代

2017/8/25

ランチミーティングの強制は違法?残業代は?休憩時間ではないの?

多忙な会社では、社員全員がまとまった時間をとれるのが昼休憩の時間しかなく、やむを得ず「ランチミーティング」を行わなければならないという会社も少なくありません。 しかし、「ランチ」時間、すなわち「昼休み」は、労働法でいう「休憩時間」と決められている会社が多く、それにもかかわらず「ランチミーティング」を強制、強要することは、違法なのではないか、という疑問ももっともです。 また、仮に「違法」ではないとしても、「休憩時間」ではない以上「労働時間」として、残業代を請求することができるのではないか、と考えるのではない ...

残業代

2017/8/15

残業代(割増賃金)の計算のしかたを、具体例で解説!

労働法では、労働者が働いた時間が長ければ長いほど、多くの残業代をもらえるというルールが定められており、具体的には「1日8時間、1週40時間」より多く働けば、残業代を請求することができます。 労基法にしたがった適切な残業代の計算方法は、コチラの解説でも説明しましたが、労基法にしたがったルールをすべて理解することは、労働問題を扱う弁護士でもなければ困難でしょう。 そこで、実際に「残業代(割増賃金)を請求したい!」と考えた労働者が、どのような手順で適切な残業代を計算したらよいのかについて、具体例を踏まえて、労働 ...

残業代

2017/8/5

固定残業代(定額残業制)についての通達が公開!【2017年7月】

一定の時間分の残業代を、固定額であらかじめ支払っておく方法を、「固定残業代」、「定額残業制」などと呼び、様々な業界、会社で導入されてきました。 しかしながら、固定残業代として支払われた金額を越えて残業をした場合には、残業代を支払わなければならないにもかかわらず、残業代未払いを続けるブラック企業による「制度の悪用」が続いたことから、裁判例では厳しい態度が示され続けていました。 この度、平成29年(2017年)7月7日に下された最高裁判決を受け、定額残業制についての残業代支払に関する通達が出され、適切な残業代 ...

残業代

2017/8/1

試用期間でも残業代請求できる?【弁護士に相談して残業代請求】

近年、「働き方改革」によって雇用のあり方は多様化していますが、正社員になると、定年までなど、長期雇用されることが、現在も多いと思われます。 正社員として長期に雇用される場合、理由なく解雇されれば、「不当解雇」であり違法無効であるとして争うことができます。 一方で、新入社員が、正社員として長く勤めることができるかを試すために、「試用期間」が設けられることが一般的ですが、「試用」であることをいいことに、就業時間が過ぎても、研修や指導で帰らせてもらえなかった、という経験はないでしょうか。 「本採用してもらえない ...

残業代

2017/7/28

IT企業のリモート作業は、残業代請求できる?違法?

IT企業の中には、システムやアプリの開発だけでなく、保守業務を行っている会社も多くあります。 「保守」とは、開発、導入するシステムに不具合が生じないか、また、トラブルが起こったときにすぐに対応する仕事ですが、業務の性質上、障害が生じた場合には、復旧作業をスピーディに行わなければなりません。 「24時間保守対応」など、便利なサービスを謳って競合と争っている零細企業ほど、内部では労働者に無理をさせ、違法な長時間労働、サービス残業が当たり前となっているケースも少なくありません。 そこで今回は、IT企業で行われて ...

残業代

2017/7/18

ドライバーの「荷待ち時間」の残業代請求と、運転日報への記録の義務化

トラックドライバーが、荷物を積み下ろしするときに、荷主の都合によって待機時間が発生することがあります。これを「荷待ち時間」といいます。 「荷待ち時間」は、トラックドライバーがどれほど効率よく動こうとしても、発生してしまう労働時間であり、残業代が支払われないとすると、タダ働きとなりかねません。 「運送業、運送会社の残業代」について解説したように、トラックドライバーは、特に長時間労働や未払い残業代が問題となっており、自身の健康を守るためにも、未払いとなっている残業代を請求すべきです。 今回は、「荷待ち時間」の ...

残業代

2017/7/6

メモ・手帳を証拠に、残業代請求する方法と、効果的なメモの取り方

残業代を支払わないことで価格競争に打ち勝とうなど、労働者の立場を考えないブラック企業は跡を絶ちません。 残業代請求を、労働審判や訴訟などで行うには、「証拠」が重要ですが、「タイムカード」や「就業規則」などの重要な証拠は、会社が保管しており、労働者の手元にはないこともあります。 しかし、あきらめる必要はありません。残業代を請求するための証拠は、労働者の皆さんの周りにもたくさん隠れており、その1つが、労働者(あなた)のメモ、手帳です。 メモや手帳を証拠として残業代請求をすることは可能ですが、効果的に記録をとっ ...

残業代

2017/7/3

接待は残業時間?残業代が払われない接待を命じられたときの対応

接待で飲み会にいかされ、深夜遅くにしか帰れないといった日が続くと、「接待の時間分の残業代も支払われないのだろうか。」という疑問を持つ労働者も多いことでしょう。 また、奥様などご家族の立場でも、自分の夫が深夜遅くに酔っ払って帰ってきて、疲労困憊な姿を見れば、「接待」もまた業務の一環ではないか?と感じることも多いはずです。 会社のお金で飲み食いできるとはいえ、取引先に気をつかいながらの接待では、食事やお酒を楽しめるとは到底思えません。 「接待は仕事の一環なのではないか?」「接待の時間に残業代は発生しないのか? ...

残業代

2017/6/7

警備員の「仮眠」を「労働時間」と認め、会社に180万円の支払を命じた裁判例

千葉地裁は、平成27年5月17日、イオンの関連会社で警備員の仕事をしていた男性の訴えに応じて、会社に対して180万円の支払を命じました。 この裁判では、警備員として勤務する中で、宿直として仮眠している時間が「労働時間」にあたるかが争われ、労働者側の主張を認めて、「仮眠」を「労働時間」と認める判断をしました。 その結果、支払われていなかった「仮眠」時間分の賃金として、180万円の支払を会社に命じたというわけです。 会社はこの判決にしたがって、全従業員およそ2000人と退職者を対象として、未払い残業代が存在し ...

残業代

2017/6/5

美容師でも残業代請求できる!カット練習も労働時間に含まれる?

美容師の中には、特訓、カット練習など、勤務時間の前後に、苛酷な長時間労働を行っている方も多くいます。 その中には、「新人が居残りしてカット練習をするのは当然。」、「残業代など出るわけがない。」というブラックな美容業界の慣習を信じて、無給のサービス残業を行っている方も少なくありません。 また、日中も、混んでいてお客さんが多く来店すると、休憩もとれず、食事をとる暇すらないという美容室も多くあります。 食事もろくにとれず、睡眠時間すら削って働かせる美容室は、ブラック企業であり、違法と言わざるを得ません。美容室で ...

休日・休暇

2017/5/2

GW中に会社から連絡が来たら働く必要がある?労働時間になるの?

ゴールデンウィークに休んでいる最中、会社からひっきりなしに電話やメールが来たら、心休まらないこと間違いありません。 携帯をオフにして無視してしまいたい気持ちはあれど、プライベートの携帯と仕事の携帯が共有の場合など、どうしても気になってしまうことでしょう。 ゴールデンウィーク(GW)の土日や祝日は「休日」ですから、休むことが保障された日であるといえます。 とはいえ、会社内の責任あるポジションにいる労働者の方にとっては、自分しかわからない情報については、休み中とはいえども、緊急対応が必要なケースも少なくありま ...

残業代

2017/3/8

仮眠は労働時間に含まれる?仮眠中の残業代も支払われる?

「残業代」は、「労働時間」が、1日8時間、1週間40時間を超えた場合に請求できます。 そのため、「どのような時間が労働時間に含まれるのか?」を正確に理解しておかなければ、残業代を正しく計算することはできません。 つまり、「労働時間」についての知識が不足しているということは、つまり、請求することができるはずの残業代を請求し損ねている可能性があるということなのです。 特に「仮眠時間」「休憩時間」についての法律相談は非常に多く、残業代請求をしたいと考える労働者の方が、損をしやすい問題の1つともいえます。夜勤・宿 ...

残業代

2017/2/4

持ち帰り残業には、残業代請求!持ち帰り残業命令する会社と戦う方法

長時間労働による健康被害、残業代の未払いなど、残業トラブルが社会問題化しています。 労働法を理解したブラック企業は、できるだけ残業代を払わなくてもよくなるように、会社での業務時間をできるだけ減らそうとしているはずです。 しかし、実際には業務が多く、会社から命令された業務をすべてこなそうとすると、どう考えても業務時間内には終わらず、残業をせざるを得ないという方も多いのではないでしょうか。 IT技術の進歩などによって、労働者のはたらき方は多様化しています。パソコンやスマホを使って、家でも業務をすることが簡単に ...

労働問題に強い弁護士

2017/1/24

労働時間を適正に把握するためのガイドラインが公開!【平成29年1月20日】

厚生労働省より、平成29年1月20日、労働時間を適正に把握するためのガイドラインが公開されました。 正確な名称は、「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」といいます。 これは、電通事件など、過労死事件がおこったことをきっかけに、労働時間を適正に把握し、長時間労働による過労死がおこらないよう、適切な方法を厚生労働省が指示するという内容です。 ガイドライン公開以前から、「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関する基準」という通達が厚生労働省から発表されていましたが ...

残業代

2017/1/18

社内行事は残業代が支払われる?参加を強要されたら労働時間になる!

新年となり、会社でも多くの社内行事、イベントが開催されることが多いのではないでしょうか。 労働者にとって、会社や、その経営者の意思にしたがわされ、行きたくもない社内行事、イベントに、内心いやいや参加を強要されていることも多いはずです。 もちろん、今後の労働環境、社内での出世、労働条件などを考えると、「行きたくない!」「参加したくない!」と本音を言うことはなかなか難しく、結局従うことになります。 例えば、次のような社内行事、イベントへの参加を強制されることがあります。  例  季節ごとの飲み会(新年会、忘年 ...

残業代

2016/8/12

出張中の労働時間、移動時間、休日について、残業代は必要?計算方法は?

出張期間中の残業代に未払があるのではないかとご不安な場合には、労働問題に強い弁護士のご相談ください。出張期間中の労働時間の算出、残業代の計算は、一般的な理解と乖離する部分もあり、裁判例も合わせた残業代の基礎知識に関する正確な理解が必要です。

残業代

2016/8/12

残業時間は「労働時間」の定義が大事!使用者の指揮命令下に置かれた時間とは?

残業代の請求を検討する場合には、どの時間があなたの労働時間となるかについて、労働問題に強い弁護士にご相談ください。労働時間には、実作業に従事する時間以外に、使用者の指揮命令下に置かれた時間を指すとされます。

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