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健康保険 退職

【健康保険】会社を辞める前後に行う手続の流れと、任意継続

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会社を退職する際には、健康保険についても、必要な手続きを進める必要があります。

会社に勤務していた際には、健康保険の手続きは、使用者(会社)が労働者(あなた)の代わりに行い、保険料を給料から天引きし、労働者(あなた)の代わりに会社が収めてくれていました。

会社を退職した後は、健康保険の手続きについては、国民健康保険への切り替えを行うか、任意継続を行うかの2種類の選択肢があり、どちらが有利かを判断して選択する必要があります。

健康保険は、労働者(あなた)の身体的、精神的健康状態が崩れた際に、医療機関を受診するために必須となる保険ですから、きちんと手続きをしておく必要があります。

特に、会社を退職し、転職活動をしたり、独立起業の準備をしたりといったタイミングでは、何かと健康状態を害しやすい時期でもあり、注意が必要です。

1. 退職前に準備しておくべき健康保険の手続き

退職後の健康保険をスムーズに移行させるためにも、退職前に、健康保険に関する手続きの事前準備を行っておきましょう。

まず、健康保険証は、退職する際に会社に返還するものですから、紛失していないか確認しておきましょう。扶養家族がいる場合には、扶養家族の分の健康保険証も探しておいてください。

退職後の健康保険については、健康保険の任意継続をする方法と、国民健康保険に切り替える方法の2つがありますが、どちらも一長一短です。保険料と給付内容をよく検討して決定する必要があります。

したがって、退職前に、任意継続と国民健康保険、いずれがあなたにとって有利になるか、専門家の意見も踏まえて検討しておきましょう。

再就職するまでの間に、健康保険に加入していない期間があると、病気やケガの際、医療費が自己負担となってしまいます。

 参考 

なお、収入が少ない場合(被扶養者の年収が130万円未満であり、雇用保険の失業給付をもらっていない場合)には、家族の加入している健康保険の扶養家族になるという選択肢もあります。

2. 国民健康保険に切り替える場合の手続き

以上で解説した内容を参考に、「国民健康保険への切り替え」を選択した場合に、必要となる書類、手続きを解説します。

2.1. 離職時に受け取るべき書類

労働者(あなた)が国民健康保険に切り替えることを選択する場合には、退職の際に、会社から、次の書類を受け取っておく必要があります。

  • 健康保険資格喪失証明書
  •     または

  • 健康保険資格喪失確認通知書

いずれも、あなたが健康保険をいつやめたかを証明する書類で、健康保険に加入していない期間が生じないように国民健康保険に切り替えるために必要となります。

2.2. 国民健康保険に加入するための手続き

健康保険の資格を喪失した後に、国民健康保険に加入するための手続きを行う必要があります。

国民健康保険への加入手続きは、離職日の翌日から14日以内に、あなたの住所の市区町村役場で行います。

市区町村役場へ行き、国民健康保険への加入手続きを進めてください。

国民健康保険への加入手続きに必要なものは、一般的に次の通りです。

  • 健康保険資格喪失等確認通知書
  • 印鑑

加入手続きが終わると、その直後(1週間程度が一般的です。)に保険証が送付され、しばらく後(1,2か月程度が一般的です。)に、国民健康保険料の納付通知書が、あなたの住所宛てに送付されます。

健康保険証を受領するまでの間は、加入手続きをしたときに渡された連絡票を、保険証の代用として病院に提示するのが一般的な取扱です。

これまで、健康保険料は、会社があなたに代わって、給料から天引きして支払ってくれていましたが、国民健康保険への切り替えが済むと、あなたが自分で保険料の支払を行う必要があります。

健康保険料を滞納しないよう、ポストに注意していてください。

3. 健康保険の任意継続のための手続き

次に、さきほどの解説したをもとに、「健康保険の任意継続」を選択した場合に、必要となる書類、手続きを解説します。

3.1. 任意継続の場合の保険内容

健康保険の任意継続を行うことを選択した場合には、任意継続手続きを行う必要があります。

健康保険には、「組合健保」「協会けんぽ」などの種類がありますが、それぞれ、健康保険組合か、協会けんぽ、または、あなたの住所の年金事務所の窓口において手続きを行うこととなります。

健康保険の任意継続を行うことができる期間は、2年間が上限とされています。

これまで会社と折半で負担してきた保険料を、あなたが全額負担することとなるため、会社に勤務していたときの倍額程度の保険料を支払うこととなります。

健康保険の任意継続の手続きを行った場合であっても、今後は、保険料はあなたが自分で支払を行う必要があります。

保険料の支払いが遅れると、健康保険の任意継続の手続きが取消しとなるおそれがありますので、十分注意が必要です。

3.2. 任意継続の加入手続き

健康保険の任意継続を行うための手続きについて解説します。

まず、離職日の翌日から20日以内に、会社が加入する健康保険の担当窓口へ、任意継続の加入手続きをします。

任意継続の手続きの際に必要なものは、一般的に次の通りです。

  • 健康保険任意継続被保険者資格取得申請書
  • 健康保険被扶養者届
  • 印鑑

4. 国民健康保険と任意継続、いずれが有利か

国民健康保険に加入することと、健康保険を任意継続することのいずれが有利か、という問題は、退職時の賃金の額、前年の所得、離職理由によって異なります。

個別事案に応じて保険料を調査し、どちらが有利か判断する必要があります。

まず、在職中の健康保険料は、会社が半分負担していることから、任意継続をした場合の保険料は事業主負担分もあなたの負担となる点に注意が必要です。

ただし、任意保険の継続の場合には、保険料は退職時の標準報酬月額によって決まりますが、その上限が定められていることから、賃金が高い方の場合には、任意継続の方が有利なケースが多いといえます。

国民健康保険の場合、会社都合によって退職した場合には、届出をすることによって保険料を軽減する措置があるため、忘れずりようしましょう。

その他、国民健康保険への加入と健康保険の任意継続との違いは、次の通りです。

国民健康保険

  • 加入条件 : 他の健康保険に加入しないとき
  • 加入期間 : 制限なし
  • 脱退条件 : 他の健康保険に加入したとき
  • 申請先  : 各市区町村役場
  • 保険料  : 市区町村によって異なる
健康保険の任意継続

  • 加入条件 : 2か月以上継続して健康保険に加入し、退職後20日以内に申請して初回保険料を納付
  • 加入期間 : 2年間
  • 脱退条件 : 保険料の滞納があったとき
  • 申請先  : 協会けんぽ、健康保険組合の窓口
  • 保険料  : 都道府県及び健康保険組合ごとに異なる

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